人生、何が起きるかわからない!

これが私の歩んできた人生です(^^♪

妊娠4ヶ月 ✿健診日✿

※これは13年前の話です。


もう悩まない
この子を守れるのは私しかいないんだから
しっかりしろ、私!!!


赤ちゃんを授かった時、“男の子だ!”と感じたんです。
もうそろそろ、性別がわかる時期だなー♪
直感は当たってるかな?
そんな事を思いながら健診に向かいました。


名前を呼ばれ、いつも通り診察室へ
でも何故か今日は空気が重い。。


診察後、「次の健診までにもしお腹が痛いとか出血があれば、すぐに来てね」
そう先生から声をかけられる。
妊娠が初めての私でも、先生の表情と言葉からあまりいい状態じゃない事はわかりました。


不安…だけど、きっと大丈夫!


診察から数日が経ったある日の朝
お腹の痛みがあり念のため病院へ向かう


最初は我慢出来る程度の痛みだったのに、
診察を待っている間に激痛で動けなくなり緊急入院
車椅子に乗せられ病室に行く途中、お腹の中でパンッ!と何かが割れた感覚があり
その後大量出血


流産。。。手術。。。
薄れゆく意識の中で聞こえてくる言葉


これはきっと≪夢≫だよね…?


『血圧が低すぎる、このままじゃヤバい』
んっ?何だか周りが騒がしい
『〇〇さん、聞こえる?○○さん!!○○さん!!』
遠くから私を呼ぶ声
頭がぼんやりしてるけど、頑張って目を開ける


『意識が戻って良かった!無事に手術終わったからね。今日はゆっくり休んで』
看護師さんの声


麻酔が残っているのか眠気で目が開けていられない…
このまま目が覚めなければいいのに…
そんなことを考えながら私は朝まで眠り続けた


次の日、退院。
帰り際、色々説明を受けながら役所に提出する書類(〇産届)を渡された。
性別:男…やっぱり男の子だったんだ


昨日まで私のお腹にいたのに…どうして…私は大声で泣き叫んでいた
こんなに泣いたのは初めてかもしれない…


子供を失って数年は妊婦さんや赤ちゃんを見るたび号泣(ノД`)・゜・。


わが子をこの手に抱くことは出来なかったけれど、
共に過ごした4ヶ月は私にとってかけがえのない幸せな時間でした。
この子が私をママに選んでくれたお陰で、赤ちゃんを授かることの喜び、
そして母が子を想う気持ちを知る事が出来たから。


正直、13年経った今も思い出すと胸が苦しくなりますが。。。
あの子がどこかで幸せな人生を送ってくれていると信じています。


13年前の2月4日に旅立った赤ちゃん
そして主人の誕生日も2月4日なんです。
忘れないでってメッセージのようにも思えて。
もちろん、一生忘れることはありません。


最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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